さて、警告灯とエンジンからみる愛車の異常についてはチェックしていただけたでしょうか?
まだの方はぜひこちらからチェックしてみてください☆
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第三弾となる今回は、乗っていておかしいな?と思う可能性がある、やや上級編の内容となります。
自動車に乗っている人の大半はディーラーや修理工場にメンテナンスを任せているようです。
しかし、自分で気づくことがあれば、未然にトラブルを防いだり、ちょっとした交換で済んだりすることもあります。
今回は、そんなちょっとした違和感に注目してチェックしていくことにしましょう。
ブレーキの踏み込みが…?
ご存知、自動車になくてはならない仕組みのひとつ、ブレーキについてのトラブル防止です。
毎日乗っている人だと感じやすいようですが、ブレーキもパッドがすり減ってくると、踏み込み量を多くしなければ利きが悪くなってしまいます。
ちゃんとブレーキが利いていると思えば、つい見逃してしまう内容のひとつです。
しかし、ブレーキの利きが悪くなった場合、ブレーキ自体以外にも可能性があります。
それはタイヤの溝の減りです。
もちろん、第一に疑うのはブレーキ機能の低下であることは言うまでもありませんが、タイヤがすり減っていると急に制動が悪くなることがあります。
たとえば、悪路や雨が降ると特に制動力が落ちる場合、タイヤのチェックをしてみてはいかがでしょうか。
溝が残っている場合でも、空気圧やアライメントの調整など、可能性は色々考えられるのです。
高速道路を走る前には空気圧のチェックをしておくといいでしょう!
車がうまく止まらないイコールブレーキとは限りませんので、あまりに症状がひどい場合はチェックしてもらうようにしましょう!
バッテリーの異常…?
よく、自動車用品の販売店やディーラーでバッテリーを店頭に並べているところで
「バッテリーは直前まで正常に動いていても、突然動かなくなることもあります」
こういったフレーズのポップ広告をよく見かけませんか?
確かに、そういうことも考えられます。
可能性はごくわずかですが、何の前触れもなしにいきなりストップすることもあるのですが、大半はその前からサインを出していることが多いです。
たとえば、車内灯が暗かったり、ウィンカーのリズムに合わせてライトが暗くなったり…。
場合によってはエンジンのかかりが悪くなることもあるでしょう。
エンジンのかかりくらいだと、スパークプラグやエンジンオイル?とかいろいろ疑いをかけたくなりますが、それは、バッテリーの危険サインかもしれません。
症状が露骨に出るようになると、ウィンカーのリズムに合わせてライトまで明るさが変化することもあります。
ここまでくると、すでに電圧を一定に保つことができず、不安定になっている状態です。
一刻も早くバッテリーの交換をしなければなりません!!
突然動かなくなる…それはウソとまでは言い切れませんが、ほとんどはユーザーがサインを見逃しているところから発生します。
バッテリーの理想の交換は2年に1度といわれていますが、時期が来たら特に気にしてみるようにすると良いでしょう。
馬力が落ちている…?
普通に自動車を使っていて馬力ダウンを感じるときというのは、車両の老朽化が原因であることが多いです。
どんなにマメにメンテナンスを行っていても、パーツの老朽化の波は襲い掛かってきます。
これから逃れるためには、自動車を買い替えるか、全パーツを交換するしかありません。
しかし、それよりも明らかに馬力が落ちて、ひどい場合はスピードすら出なくなってしまうこともあります。
それはフューエルポンプ、つまりガソリンタンク側に問題が出ていることがあるのです。
ディーラーで専門の機材を使えばすぐに分かることですが、修理工場ではなかなか結果が出ないことがあり、見つかるまでに時間がかかることもあります。
まずは、エンジン側に問題があるのでは?と色々チェックを受けることになるでしょう。
スパークプラグの燃焼具合やイグニッションコイル(スパークプラグにスパークさせる電気を送るパーツのひとつ)などの状態から始まります。
しかし、そこに異常が出ないまま、馬力が下がってきて、ひどい場合はアクセルをふかしてもスピードすら出なくなることもあるでしょう。
ここで初めて、ガソリンタンク側に問題が発生しているということが分かることもあるのです。
ガソリンタンクのポンプは、自動車がさまざまな角度になっても均一にガソリンを排出できるようにするため、複数の排出口、ポンプがついています。
そのうちのどこか、あるいは全部がダメになることもありますが、状態が悪くなってくると、それだけで馬力が落ちてしまうこともあるのです。
あまり見かけることのない修理タイプのような気もしますが、明らかに一定条件で馬力が落ちる、スピードが出なくなった場合は疑ってみると良いでしょう。
日々のメンテナンスが愛車の安全につながる!
ブレーキ不良もエンジンストップも重大事故につながる大問題です!
ちょっとでもおかしいな?と思ったら、すぐにディーラーや修理工場に相談するようにしましょう。
交通安全は自動車のメンテナンスから始まります。
安全運転をするのは、その人の気持ちの持ちようで、いくらでも何とかなるものでしょう。
しかし、それは安全に運転ができる自動車があってのものです。
とはいっても、過剰に反応する必要はありません。
クーラーを使えば、その分エネルギーは分散しますし、雨になれば制動距離は伸びます。
それを把握することも安全運転につながりますし、普段と違うな?という感覚を養うこともできるでしょう。
大切なのは、愛車の異変に気づき、それをフォローしてあげることなのです。
いかがでしたか?
最後はちょっと渋い故障パターンでしたが、バッテリーやブレーキ、タイヤの異常のサインは、普段から注意深く乗っていると良くわかります。
もちろん、安全運転が第一ですから、そこは気を付けていきたいものですよね。
自動車は消耗品です。
常に必要に応じてメンテナンスを行い、いつも気持ちよく、安全に乗り続けたいですね!