PHVって知っていますか?
時折耳にすることも多くなったのではないでしょうか?
「ハイブリッド車と違うの?」と思っている方も多いと思います。
実は、PHV車とHV(ハイブリッド)車は似て非なるものなんですよ。
今回は、PHVの意味や廃車について見ていきましょう!
PHVとは?
PHVってなんの略だか知っていますか?
「Plug-in Hybrid Vehicle」の略称になります。
外部から電源をつないで充電できるハイブリッド車ということですね。
電気自動車とは違い、エンジンも搭載しているのでガソリンエンジンで走行することもできるんです!
また、ハイブリッド車に比べるとバッテリーの容量も大きいものが多く、電気のみでの航続距離もハイブリッドより長くなります。
PHVには
- 電気のみでも走行可能
- 燃費が良い
- 自宅でも充電可能(※外部充電設備が必要)
- 車をバッテリー代わりに使える、家電が使える
このような特徴が挙げられます。
モーターのみで走行ができることが大きな特徴です。
また、外部からの電源接続によって、搭載しているバッテリーにも充電できる点も特徴ですね。
近所への買い物や、近距離の通勤などではモーターのみで走行が可能なため、燃料代が安くて済むんです☆
メリットデメリット
もちろん、PHVにはメリットがたくさんありますが、デメリットがないわけではありません。
メリット
- 燃費がとてもよく経済的
- 航続距離が長く短時間充電も可能
- 減税や補助金の対象となっている
特徴として紹介したものと重なる部分もありますが、主なメリットはやはり燃費の良さと電気のみで走行できることでしょう。
また、大容量バッテリーのおかげでAC100Vコンセントを使えるのもうれしいポイントです♪
燃費がとてもよく経済的
PHVの最大のメリットは、何といっても燃費が良く経済的である部分です。
充電した電力によって車を走行させることができ、発電もできるという優れモノなんです☆
今までのハイブリッド車の場合には、ガソリンでの動力を補助する役割として電力が活用されていましたが、プラグインハイブリッド車の場合では電力が切れるまでは、電力単体で駆動させることができるんです。
そのため電気自動車のように航続距離が短いということはありません。ハイブリッド車よりもはるかに維持費が安く済むのです。
航続距離が長く短時間充電も可能
PHVは電気自動車と比べてはるかに航続距離が長く、また電力が不足している場合においても充電設備は外部電源から短時間充電することも可能です。
トヨタプリウスPHVであれば、EVでの走行距離は68.2 km。
比較的長距離のドライブでも安心ですよね♪
もし電力が不足したとしても、HVの燃費は37.2 kmになっていますので、かなりの低燃費を実感することができます。
またルーフにソーラーパネルが搭載されているため、走行しながらでも充電することが可能です。
1日に最大6.1km分の電力を充電することができるのはとても心強く感じることができるでしょう。
減税や補助金の対象
PHVは、「クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(CEV補助金)」をはじめとして、「エコカー減税」「グリーン税制」といった税制の優遇なども受けることができます。
クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(CEV補助金)とは、CO2の排出量を制限されている車両に対して受けられるものです。
EV走行換算距離が40km以上のプラグインハイブリッド車であれば20万円を受け取ることができます。
そのほかにもさまざまな税制優遇の対象にもなっており、自治体から補助金や融資制度を受けることも可能なんですよ。
デメリット
- 車両価格が高く選択肢も少ない
- ガソリンが劣化してしまう可能性がある
- 充電設備が必要になる
車両価格が高く選択肢も少ない
PHVは優れた機能が搭載されている代わりに、車両価格が高くなってしまうという特徴を持っています。
車種やグレードにもよりますが一番低いグレードのものを選んだとしても300万円程度は必要になってきます…。
また、現在販売されている車種もそれほど選択肢は多くなく、国産車に限るのであればかなり限定されてしまいます。
今後は今より車種が増える兆しがありますので、普及するにつれ価格も下がってくると考えられますが、まだ少し時間はかかりそうですね。
ガソリンが劣化してしまう可能性がある
PHVは基本的に電力で車を動かすことができ、航続距離もかなり長くなっているので、街乗り程度であれば電力だけで十分走行することが可能です。
そのためガソリンを入れていた場合、ガソリンが劣化してしまうという可能性があるんです。
ただし車種の中にはガソリンが劣化する前にガソリンを消費させるという機能が付いている車種もあります。
充電設備が必要になる
PHVは自宅の充電設備によって外部充電を行うことが可能で、外出先においてもディーラーや充電スタンドなどを活用して充電することが可能です。
充電できるスポットはかなり増えていますが、ガソリンスタンドと比べてもまだまだ充電スタンドが多いとはいえません。
外出する先々で充電できるかどうかは、事前に確認しておく方が良いでしょう。
また家庭で充電する場合においても、一般家庭の屋外コンセントでは不可で、専用コンセントを備えておく必要があります。
場合によっては設置工事をする必要もあるので注意が必要なんです。
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