バネット - 廃車手続き無料廃車買取のオートパーツ新居浜

日産バネットを知ろう！

日産のバネットという車種をご存知ですか？
バネットはフルキャブオーバータイプの自動車で、商用車のライトバンのほか、トラックやワゴン（ミニバン）モデルの「コーチ」なども設定されていました。

バネットという車名は「VAN」と「小さな、可愛い」の意の接尾語「ETTE」の合成語からなっています。

これまでに

C120型（1978年-1988年）
C22型（1985年-1994年）
SS/SE（社内呼称S20）型（1994年-1999年）
SK（社内呼称S21）型（バン・1999年-2017年、トラック・1999年-2016年）

このような型式があり、自社生産時代とOEM時代とがあるんですよ。

自社生産時代

初代バネット

1978年に「サニーバネット/チェリーバネット」を発表しました。
「サニーキャブ/チェリーキャブ」の後継車種として登場し、ボディタイプはバン・トラックに加えてバンベースの乗用モデル、コーチの3本立てのラインナップとなっていました。

2代目バネット

1985年にバネットコーチ及びバネットバンがC22型にモデルチェンジしました。
トラックと上級モデルの「ラルゴ」は先代が継続生産されました。

3車種の違いの1つはヘッドランプ周りにあり、ダットサンバネットはヘッドランプの枠がシルバーで左右のヘッドランプを「DATSUN」の文字が入るガーニッシュでつないでいますが、サニーバネットはヘッドランプの枠がシルバー、チェリーバネットはヘッドランプの枠が黒となっているんですよ！

OEM時代

3代目バネット

1993年、マツダと相互供給に関する契約を締結した関係からマツダ・ボンゴのOEMとなり、1994年に供給が開始されました。

4代目バネット

1999年にフルモデルチェンジし、3代目同様マツダからのOEMとなっています。
外装は、窓枠などが変更になった程度であるが、内装については計器パネルが変更されました。
また、衝突規制対応のためシャシフレームを延長し、鼻先を長くしました。

2015年にはバン、トラック共にマツダからのOEM供給が終了しました。
その後、2016年には既存のアトラスF24の1.5tシリーズに統合される形でトラックが、2017年には既存のNV200バネットに統合される形でバンの販売が終了しました。
無印バネットは名実ともに、39年の歴史に幕を閉じることとなりました。