レクサス・GS

レクサス・GSの歴史

GSはトヨタが展開している高級車ブランドレクサスがかつて販売していたセダンになります。

レクサスのラインアップにおいて最上級車種である「LS」に次ぐ上位に位置する後輪駆動ベースの4ドアセダンでになります。

初代と2代目においては日本国内で「トヨタ・アリスト」の名称で販売されていました。
「GS」としての日本市場への投入は通算3代目からなんですよ。

型式は

1. S147L型（1993年 - 1997年）
2. S16#L型（1998年 - 2005年）
3. S19#型（2005年 - 2012年）
4. L1#型（2012年 - 2020年）

初代GS

1991年に登場したトヨタ「アリスト（初代）」のレクサスブランド版として、1993年からトヨにて生産を開始しました。

アリストにはターボエンジンの設定がありましたが、一方でGSには3.0L直列6気筒自然吸気エンジンのみの設定で、あくまで車名の由来であるグランドツーリングに主眼を置いたモデルであり、両者で性格や位置付けが異なるんです。

2代目GS

1997年にアリストがモデルチェンジした翌年、GSもモデルチェンジししました。

エンジンは直列6気筒エンジン（2JZ-GE）とV8エンジン（1UZ-FE）の2本立てとなっています。

アメリカの雑誌『モータトレンド』が選定する1998年のインポートカー・オブ・ザ・イヤーに輝いているんですよ✨
また、同じくアメリカの雑誌『カーアンドドライバー』が選定するテン・ベストカーに、1998年から2000年まで3年連続で選定されました✨

3代目GS

2005年、北米国際オートショーにて3代目GSがワールドプレミア。
同年の夏には日本においてもレクサスブランドが開業し、2ドアクーペの「SC430」とともに「日本レクサス」の第1弾としてデビューしました。
正確にはこのモデルからレクサス・GSとなっています。

4代目GS

4代目は、今後のレクサスの方向性を象徴するクルマとして、「一目でレクサスとわかる先進かつ洗練されたデザイン」、「エモーショナルな走り」、「ハイブリッドを軸とした先進・環境技術」の3点に重点を置いて開発されました。

次世代レクサスを象徴するフロントフェイスとして『スピンドルグリル』を初採用していて、逆台形のアッパーグリルと台形のロアグリルを組み合わせた形状で、空力・冷却などの性能向上を活かした造形としているのが特徴といえますね。

2020年9月、折からのセダン市場の慢性的な冷え込み・縮小などに伴う販売不振のため、スポーツモデルのGS Fも含めて販売終了となりました。

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